市況 market conditions 2004 10 12
先週の日経平均株価は、判断に悩む水準だと思います。
株式市場は、来年の景気の減速を織り込んでいるのか、いないのか。
それが、はっきりしていないからです。
先週までの日経平均株価は、景気の減速を織り込んだ水準なのか。
しかし、それは、少し疑問があります。
なぜならば、こういう環境下では、
日経平均株価は、あまり変動しないが、
個別株で見ると、
上がり続ける銘柄があると同時に、
下がり続ける銘柄があるという状況になるはずです。
つまり、平均値である日経平均株価は、あまり動かないはずです。
しかし、10月上旬は、日経平均株価は、大きく動きました。
やはり、これからの時代は、平均値への投資よりも、
個別株への投資になると考えていますが、
最近の状況では、そうは見えません。
もちろん、個別株には、
将来性が高い銘柄や、割安な銘柄があります。
しかし、全体を買うのには疑問があります。
そういうわけで、日経平均株価を見ながら、
個別株を買うのは誤りだと思います。
日経平均株価に関係なく、上がる株は上がるという状況になると思います。